Case 3
(株)見上ロジス本社倉庫
このたび、福岡都市高速道路4号線沿いの流通団地が立ち並ぶ
一角の九州団地倉庫敷地内に(株)見上ロジス様の倉庫と本社機能を
統合した物流施設改築の設計監理業務を担当した。
最新のマテハン技術を導入した物流倉庫とは、商品が生産者から
消費者に渡る過程のうち単に商品を預かるだけでなく、商品や製品の
受け渡し、保管、出荷などのプロセスにおいて、機械化や自動化を
導入することにより、物流倉庫の作業効率の向上や作業員の負担軽減、
作業品質の向上が期待され、生活の根本を支えている基盤とも
いわれる施設である。
設計に当たっては、立体自動倉庫のマテハンシステムに対応するため、
柱を減らした自由度の高い大空間を考えた構造設計、10℃以下の温度
管理室の室内環境を整える機械設備設計、IT化に対応した電気設備
設計等、(株)見上ロジス様ご要望を充分に汲み取り、建築コストにも
配慮した最善のカタチをご提案し、設計図に纏めた。
弊社では、ホームページのWORKS掲載の実績のように広範囲に
わたる用途の設計監理に携わっている。今回、新たに最新のマテハン
技術導入の物流施設の実績が加わり、更に弊社の仕事の幅を広げる
ことができた。